読書感想文:ファクトフルネス(factfullness)第2章ネガティブ本能

読書感想文続きです。第2章は「ネガティブ本能」。
「世界はどんどん悪くなっている思い込み」は勘違いです。という話です。
「えっ、そうじゃないの?世界は問題だらけじゃないか。」と思う人も多いと思います。著者の調査によれば日本人も半分以上はそう思っているそうです。

ただ、国際機関の調査データを検証すると、正しくは、
「まだまだ世界には問題が山積で、悪くなっていることもあるが、昔よりはだいぶ良くなってきている」ということが解説されてます。
32の分野について長年の推移がグラフで示されていて、
へぇ、言われてみればそうだなぁとなるので気になる方は買って読んでね。

例えば、200年前は世界のほとんどの人が飢えに苦しむような極度の貧困だったのに2017年にはごく一部の人に。世界の平均寿命はこの200年で2倍以上に延びました。飢えに苦しむことが減り、倍以上の人生を享受することができた世界は確実に進歩している、と説きます。

確かに。そのとおりなのですが、日本にも「昔のほうがよかった」という中高年が多いのはなぜか。についてもこの章で解説されています。
詳細は本書に譲りますが、ざっくり言うと、

「昔は良かった」と思いたいのは人の性。であり、

「悪いニュースは速やかに広まり、話題にしやすい」からでもあり、

「20年を振り返るとスゴい改善をしている。」ことには気づきにくい。から、

なのではないか、と著者は主張してます。ん~、そんな気がする。

だからこそ、「データ」に着目し、冷静に見る必要がある。そして、
このネガティブ本能が自分にもあると自覚することが大切なのだ、そうです。
スゴい実感として納得する感じがする。

特に日本人は「うまくいっている」とか表でいうと、
足を引っ張られる感があって、言いにくい空気が有るのも確か。
「困っている人がいる」「可愛そうな事件だ」ということを話題にしている方が、いい人そう。意識高そう。な感じでいられる。
というところもあって、テレビも、新聞も悪いニュースが優先されてる。

すると、世の中悪い事だらけ、と「感じ」てしまいがちだけど、 振り返ってみれば、私の父にとっては卵がごちそうだったそうだが、私は日常の食べ物だった。
私はインターネットに電話回線で繋がり、Yahoo!Japanでニュースが見れただけで感動したが、うちの子はYoutubeはTV同じように当たり前のものとして楽しんでいる。

まだまだ問題は多いしその解決に奔走する人は尊敬する。
でも、それと同じ、いやそれ以上にここ50年でも日本人の生活は劇的に改善しているし、解決できた社会問題もたくさんあるし、便利で楽しい世の中になっているはずで幸せ度は事実としては、劇的に向上している。気づくだけで日本人は何倍も幸せになれるんだなと思う章でした。

第3章はまだ読んでないのでちょっと間が空きますがよろしくです。
次回が待ちきれない人は買って読んで、感想シェアしましょう。

著者の運営するサイト:https://www.gapminder.org/

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