読書感想文:ファクトフルネス(factfullness)第4章恐怖本能

はい、続きまして第4章です。ここでは「恐怖本能」について書かれていました。丸めて言うと「危機回避本能に訴えかける情報に過敏に反応する」というものです。

南国の薄暗い野道を歩いていたら道端の紐がヘビに視える、みたいなことです。
これも、どれだけ自覚をしていても、なくすことはできない動物の本能でこれだけ文化的な生活をしている日本人にもなくならず備わっているものです。
そこに訴えかけてくる情報には過剰に注目し、恐怖し、過大に評価をする。
と著者は言います。

世界で年に10回しか起こらない、飛行機事故を大々的に報道して、結果的に飛行機に乗れない人を作るメディア。
何千人も死ぬ災害のニュースを見て「災害で死ぬ人が増えている」と感覚的に信じてビビる。

などの例を上げて、「感覚的な恐怖心に飲み込まれる前にデータを見て本当に危険なのか?」を見極める必要がある。と主張します。

確かに、メディアでは感覚に強く訴えるセンセーショナルな出来事を特にそれが強調された場面にフォーカスして発信される。
そればかりみていると、「世の中には怖いことばかりが起きていて危険だらけ」と勘違いするのはわかる。

ネタバレするので詳細は控えるが、データの推移を見せられると、「えっ、そうなの?」「全然大丈夫じゃん」「むしろ、いいじゃん」って思ってしまう、ワイドショーなどでわーわー、いっている話題も多いことに気づく。


もちろん、その事故や事件の当事者、被害者の気持ちには寄り添い、助けの手を差し伸べることは必要だけど、その物語に浸りすぎて、世の中すべてがそうなっていて、「大変だ、怖い!!」と恐怖に震えてビビって生きるのは損だな。

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